http://www.nao.ac.jp/about/mtk/StarGazing/schedule.html
観望会は月2回。
第二金曜日と第四土曜日にあります。
今日は曇っていてまず見えないだろうと予想していました。今まで10回以上は行っていると思いますが、観測出来たのは3回ぐらいだったはず。観測出来なくても、観望会を手伝っている学生による、観望対象天体の解説が楽しくて雨の日などでも天候に関わらず楽しめます。
曇っている日は、観測するための望遠鏡の見学のみとなります。今日は並んでいる間に学生さんが、星座の見方の話をしてくれたのですが、これが凄く分かりやすい。宇宙好きですが、実は星座はほとんど知らないので目からウロコでした。
そしてなんと、待っている間にどんどん晴れてきて観測出来ることに。周りから歓声があがりました。
今日の観測天体は
「こと座ダブルダブルスター(こと座ε星)
※εはギリシャ文字でイプシロンと読みます。
ダブルダブルスターというのは、二重連星が2つあり、お互いの周りを回っている為、ダブルとダブルでダブルダブルスターということのようです。
(連星というのは星が2つお互いの周りを回っている天体のこと)
また、星座の読み方についても解説がありました。
星座の中で明るい順から
α(アルファ)→Β(ベータ)→γ(ガンマ)→δ(デルタ)→ε(イプシロン)→ζ(ゼータ)
というように名前が付けられていきます。但し、北斗七星は明るさに関係なく、並び順でα→Βと付けられているような例外ケースもあるとか。今日は色々勉強になりました。
観望は50センチ望遠鏡で行います。今日は夏休み効果で大賑わいでしたので、並ぶこと約30分、望遠鏡を覗くと解説の通り、連星が上と下にそれぞれ光っていました。生で見るのは感動です(といっても過去の姿ですが)。
天文台からの帰り道、なんと道にカブトムシが落ちていました。しかもでかい。小さい頃にカブトムシを取ったりしたことはありましたが、こんなに立派なカブトムシは初めて、というぐらい立派。天文台の中は自然が残っているので、クワガタなども沢山いそうです。
という訳で今日の天文台は多くの収穫があり楽しめました。また都合が合えば行きたいと思います。